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美輪明宏さんの舞台『双頭の鷲』を観劇 (+絵付き)

先月、舞台『双頭の鷲』を観て来ました。
十数年前にテレビで「銀巴里」時代の特集番組を見て以来、美輪明宏さんのファンなのですが
舞台を観に行くのは初めてです。今やこんなブームになろうとは・・チケットが手に入り難くて
大変ですね。ブーム前に行っておけばよかったと思いながらも・・
舞台『双頭の鷲』はジャン・コクトー原作の悲恋物語です。
美輪明宏さん演じるのはヒロインの王妃。この王妃は夫である王様を過去に暗殺され
哀しき未亡人の境遇。都からも権力からも離れて遠い土地のお城で暮らしているのですが
城の中の側近までも敵対している皇太后派のスパイで固められているという針のムシロ。

美貌の王妃様、1幕目の黒衣のドレス。喪服のイメージですね。雰囲気だけ気合入れました。
ドレスってむずかしい。

王妃は自室で一人篭る時間が唯一の心安らぐ時間で、側近を退室させると
「やっと二人きりになれたわね」とテーブルに亡き王様の席を用意し
まるでそこに王様が居るかのように、話しかけ楽しそうにお喋りをしながら
トランプ遊びに興じたりするのです。その姿がなんとも(';ω;`) ブワッ

実在したバイエルンの王様で、メルヘン王と呼ばれたルートヴィッヒ2世って人も
大きなテーブルで毎日一人で食事をする時に憧れのルイ14世用の席とマリーアントワネットの席まで設けて擬似会話をしながら食事をしていたらしいですね。
王様って孤独な妄想族だったんだなあ・・

そんな哀しい王妃様のところへ
自由主義者の一人の青年が王妃暗殺を企て忍び込んでくるのですが
この青年、亡き王様に瓜二つの容貌。王妃様は自分を殺しに来た暗殺者に
「これこそ私が長年待ち望んでいたことよ!」と感激して迎え入れ、
さあ私を殺してください、とせがむのです。
しかし傷を負っていた暗殺者は王妃を手にかけることができず
王妃はこの青年を かくまうことになり、やがて二人の間に熱い感情が!!
心を閉ざし、長い夢の中で生きていたような王妃様が再び恋に落ちた姿は
生き生きと可憐なこと!本当に恋する少女みたく可愛いんですよ。美輪さんの演技。
でもね・・でもね・・たとえ両思いでもこんな恋が上手くいくわけないわけで
この正義感溢れる単純青年が!!あんたってやつは~~!
王妃失脚を企む取り巻きの言葉にほいほい騙されたりするもんだから~~(>_<)
まあムリなんですよね・・どちらにしても 上手くいかない運命なんですよ・・こういう恋ってのは。・・・と自問自答しつつ、素晴らしいお芝居を堪能できました!

私の座席が、後ろの方の端っこで、ちょうど真横が出口通路との境の壁になっていて
その壁の裏に劇場スタッフが控えていたんですが、劇の終わった後の役者の挨拶の時
そこにいるスタッフが「ブラボーブラボー」と何度も叫んでて・・あれって盛り上げ係?
いや、そういう係いなくても充分盛り上がってますから・・。

ロビーにお花が沢山あって眺めているのも面白かったです。
送り主の名前が著名人ぞろいで・・北野武をはじめ、
タイムリーなところで宮崎駿さんからのお花までありましたよ。(舞台を観に行った日が
私がポニョのレビューを書いた翌日だったので自分的にタイムリーでした・・^^;)
あとは個人的に歌舞伎の坂東玉三郎さまからのお花におおお!!と・・ファンです。

劇場で美輪さんのサイン本『愛の唄』という古今東西の愛の詩の選集本をゲット。
でもよくよく見たら選者はパルコ編集部ってなってて美輪さんじゃなかった・・
・・そういう商法?(劇場がパルコ系列なので)
あ、収録の愛の賛歌の訳詩をしておられるのが美輪さんなんですね。
収録の詩には中原中也や夢二の他にランボオやヴェルレーヌのもあって、なにやら親近感。
愛の詩を読んで心を潤そう・・。

タグ 美輪明宏 双頭の鷲 イラスト 
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海月 さん [10月1日(水)16時46分投稿]
Σうおおおw*
ステキな絵ですねw^^=b
目つきとか唇とか感じがスゴくいいww
リアル観劇って、やっぱ臨場感が違うんだろうなぁ〜〜^^

『双頭の鷲』って、そんなお話だったんですか〜。
恋愛もので悲劇なんですね〜。。。(つ_;)
さん [10月1日(水)17時29分投稿]
海月さんこんにちは!
ありがとうございます♪
目つきに王妃っぽい気品がでてるといいんですが~
私の絵は大概うつろな無表情です^^;

観劇なんて高校の頃の強制行事以来でしたw
悲恋でラスト少しうるうるきました(;_;)
縁 柯直 さん [10月1日(水)19時42分投稿]
 美しい……
 美しいだけじゃなくて気品も無常観も、アンニュイな雰囲気まで漂ってますよ…

 私には描けない絵だな。というか、このタイプは描いた事がないです…
 一度挑戦してみなきゃいけないかもー。

 観劇かあ……私もしばらくしてないです。
 蜷川マクベスは良かったな♪ 演出が幻想的で。
 新感線もたまに行きます。
 でも、ココ暫く映画すら観てません…哀しい。
杏仁とうふ さん [10月1日(水)19時53分投稿]
なんて上品な王妃様なんでしょ♪

双頭の鷲は、近年ロシア帝国の紋章のイメージもあったりしますが、あの悲劇の王女マリーアントワネットもハプスブルク家で、双頭の鷲ですよね?

国を跨いで、血族と領土を増やす・・・並々ならぬ人間関係があったと思います。

いずれにしても政略結婚では、悲劇しか生まない気がしますね~~。
そうはいっても、コノ手のお話は、私も嵌ってしまうクチです・・ww
さん [10月2日(木)02時40分投稿]
■縁 柯直 さん
嬉しいことを言ってくださる縁さん(*^^*)ゞ
一枚絵で力尽きている自分からすると、豪華絢爛な王朝ロマンを
描いているような漫画家さん達ってほんとすごいんだと身にしみました。
でもでも縁さんなら、普段の腕で描けますって!

新感線って初耳でした。検索したら結構知ってる役者さんが在籍してるみたい♪
たまの観劇は思い出にもなるし、良いものですね~。


■杏仁とうふさん
マリー・アントワネットもそうですね~。高校の頃『ハプスブルク家の女たち』という講談社の新書を課題で読んだのですが・・内容すっかり忘れました(^_^;)
コクトーの『双頭の鷲』はハプスブルグ家最後の王妃エリザベートを
モデルにしているらしいです。
余談で書いたルートヴィッヒ2世が、そのエリザベートの従兄弟というのを先程知りました(^_^;
自分の結婚も王家存続のコマの一つっていうのは 富はあってもしんどい一生だったろうなと・・
でも文字通り「王道」のストーリーって先がわかっていても つい惹き付けられますねw
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