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「薬師寺展」 まさかの90分待ち

昨日、上野の国立博物館に薬師寺展を観に行きました。
正午に着いたのですが門の所に、
「混雑のため、入場規制中90分待ちです」の表示が
一瞬目が点・・・ はぁ???90分待ちって、今日は平日の昼間ですよ!?
見ると奥の建物の前に長蛇の列が・・・
何年か前に「人体の不思議展」を観に行った時も
すごく並んで、中も満員電車のような混雑で、ろくに観れたものではなかった。
まさか今回もそんな風なの?

チケットを買う前だったら諦めて別の空いてそうな展覧会を観たと思うんですが
(「井上雄彦 最後のマンガ展」が今週末5月24日から上野の森美術館であるそうです。)
薬師寺展は前売り券を買ってしまっていたのでしょうがなく
とりあえず別館のミュージアムショップへ行き、並んでいる間読む本をゲットしつつ
列に並びに行く決心を固めるのでした・・・。

奥浩哉の『GANTZ』(仏像に化けた宇宙人と戦う)で一時期 仏像はトラウマになりましたが
本物の仏像の美しさは本当に、いにしえの職人さんは偉大だ!と思います。
菩薩の頭部にまた何体もミニチュアの菩薩の顔があるものなどが特に面白くて好きです。
専門用語だと多面多ひ というらしい。
ちなみに今まで行った中で京都の三十三間堂の、千体の千手観音像が一番圧巻でした。


猫涅槃図  でなく昼寝図

日傘をさしつつ、本片手に90分をしのぎやっと入館。
奈良時代の絵を観るとひと目、着物の感じが山岸涼子の描く着物っぽい。皺の感じが特にw
おそらく当時の資料を参考にしているんだろうなと。
一番話題の日光・月光菩薩立像は巨大なので混雑の中でもよく観れました。
360度から眺めることができて、足元からも、上から(二階から)も観察できるのが良かったです。でも他に一体の観音菩薩像があるくらいで仏像は少なくて残念。
あとは薬師寺辺りで出土した瓦や塑像の欠片などが多数。

展示してある絵の複製も同時に展示されていたり
絵画「吉祥天像」も、絵は小さいですがスペースは広く特集みたいな感じで
周囲には、吉祥天女の袖の拡大図、裾の拡大図、手の拡大図…と拡大画像が占めていて
全体にすると展示品が少なく、複製や拡大図でなんとなく水増ししている感じがしました。
90分も待ったわりには・・菩薩像以外はボリューム不足だった気がします。
もっと空いていて、じっくり観れればまた違ったかもしれませんが
薬師寺のものは、奈良の薬師寺まで行って観るのが一番!と感じましたね。
まぁそれが簡単には出来ないから上野へ来たのですが。
今回の展示は、日光・月光菩薩立像が二体そろって寺外では初公開らしいので
それだけ観られれば充分!という方にはオススメです。

時間がかかったけど、帰りに寄ったロシア料理屋さんのロシアンティー(紅茶に苺ジャムと蜂蜜とワイン入り)が美味しかったので疲れがとれました。

タグ 薬師寺展 
公開範囲 全公開
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阿僧祇 さん [5月22日(木)20時48分投稿]
 薬師寺は、初めて行ったときにも工事中でしたが、修復が進んでいるようで……いにしえの大伽藍が一部でも再現されるのでしょうか。
 薬師寺の管長さんも話の面白い方のようですね。ちょうど、修学旅行の学生相手の説法をしていて……たしか唯識論についてだったと思いますけれど、すごくわかりやすくて面白そうな話をしてまして。同行者が何人もいたため1分と聞いていられず、残念でした。あとで、本の中でその人が書いた記事を読んでみて、めっちゃ惹かれたものでした。

 仏像や建物などのハード面でも、人物や教義などソフトでも、実に興味深いお寺で……薬師寺展、行ければ行きたかったっす。
さん [5月22日(木)23時56分投稿]
阿僧祇さん
薬師寺の管長さんの説法、面白そうですね。
お寺や神社の近くは都内でも比較的緑が多いこともあって散歩しによく行きます。
建築物にしても、現代と江戸時代から以前のものとでは造形に格が違いますね。
そんな貴重な伝統技術が継承されることなく
ごく少数になってしまったのは本当にもったいないとつくづく感じます。
精神面もまた なかなか継承されていないのかもしれませんね。

薬師寺はよいところのようで今回で奈良まで訪ねてみたくなりました。
次は是非、薬師三尊像のそろった状態で拝観したいものです。
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